「ピンチはチャンス」という言葉があります。有名な名言です。誰しも聞いたことがあるフレーズではないでしょうか。この言葉には、危機に陥ったときこそ、危機から一気に成功を収められる機会なのだという意味が込められています。苦境に立たされたときこそ、普段では出せない力やアイデアなどを出して、乗り切ろうと思ったことがありませんか。私は仕事でうまくいかず、苦しんだときは、このピンチを乗り越えれば、明るい景色が見られるはずだと思っていました。これは、思考としては、ピンチはチャンスです。
しかし、本当にピンチはチャンスとなり得るのでしょうか。ピンチはピンチでしかないと、どうしようもないと考える方もおられるでしょう。そんな思いの方は、ピンチをチャンスに変えるたった1つのことを知っておいてください。ピンチは必ずやってきます。そのときに、きっとあなたのお役に立てるはずです。
ピンチの正体を見極める
早速ピンチをチャンスに変えていきましょう。
あなた 「ピンチに遭遇しました」
頭の中 「どのコマンドを入力しますか」
あなた 「戦う」、「呪文をつかう」、「様子を見る」、「逃げる」
どれを選びますか
ここは、呪文つかってみたいな。しかし、これは今は使えませんね。逃げる、これもダメではないですが、まだ時期尚早です。「戦う」を選択して勇気を見せたいですね。では。。。
「ちょっと、まったーー!!」
ストップを掛けられてしましました。せっかくの私の勇気の見せ所が。。玉砕覚悟でいいところを見せたかったのに。
「もう1つ選択肢が残っているよ。」「様子を見る」は行動の候補に入らないの?」
一番ないと思ってたから目に入らなかったよ。「様子を見る」は実はいいかもしれない。
そうです。一旦、様子を見ましょう。様子を見て、しっかり観察して、あなたが遭遇したピンチの正体を見極めましょう。脅威に思っているところはなにか、弱点はないか、ピンチの発生源はどこか、その背景はどうなっているのか。まず、よく観察し、しっかり分析することが、ピンチをチャンスに変える第一ステップです。
計画を立てる
では、ピンチの正体をよく観察したあとはどうすれば良いのでしょう。
どうすれば、このピンチを脱却することができるのかをじっくり考えましょう。絶対にやけくそになって放り出してはいけません。必ず、糸口はあります。
- 思いついたことを紙にひたすら書き出す。
- 今までに同じような事例がないか調べる。
- 頼れる先輩などに自分の考えを聞いてもらう。
上記以外にも方法としてはあるでしょうが、このようなことを繰り返し、もがいた末に出した答えをもとに実行する計画をたてましょう。
そのあとのことはうまくいくと自分を信じるだけです。
自分を信じること
自分を信じ、ピンチをチャンスに変えるのだと決意すること。そう、結局はこれだけなのです。慢心ではなく、心から自分はできると決意すること。
おれは、わたしは、なにをやってもダメだと普段思っている人が、いきなり自分の力を信じましょうと言っても簡単にはできないかもしれません。ピンチになったときに、いきない言い聞かすのではなく、普段うまくいっているときに、言い聞かせておくのです。何度も、何度もです。誰かにネガティブなことを言われても、自分は自分を信じるのです。そうしておくことで、ピンチに備えておくのです。
普段の心構えと行動がピンチをチャンスに変えられるようになるのです。
「自分は必ず、できる」これがキーワードです。
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